防災訓練ワークショップを行いました。(1/26)

藤白台のホームページ

2020年02月08日 23:40


藤白台地区では防災委員会の立ち上げをめざして、防災訓練と同日、各方面にお集まりいただいてワークショップを行い、まずは課題出しから始めました。

参加団体
連合自治会、藤寿会、防犯協議会、福祉委員会、民生・児童委員協議会、青少年対策委員会、小学校PTA、藤白台小学校、吹田市危機管理室、吹田市福祉総務課、吹田警察署警備課、北消防署、社会福祉協議会

連合自治会長から提議
地区の防災委員会を立ち上げたい。
建替が進んで耐震性能は向上しているが、一昨年の大阪北部地震ではエレベーターの閉じ込めが発生し、復旧に時間がかかった。
戸建も高齢世帯が増え、瓦の落下などが発生した。
防災には「起きる前」「起きた後」の2フェーズがあるが、すべて地区全体で動くことは難しい。
「起きる前」は個々の家庭や単一自治会が、「起きた後」が地区全体で動くことが主になるのでは。

参加者からの課題抽出
建物の倒壊が発生しなくても、エレベーター閉じ込め、家具の転倒は起きる。
若い家族は昼間両親とも職場に行っていることも多く、どうやって連絡を取るか?子供を返すのか?返さないのか?返すとしたらどうやって返すかが課題。
子供の引き取りにクルマが殺到することも。
長期の留守宅は、安否の確認ができない。
千葉であったように「全停電」は起こりうるのでは。
集合をかけても、集まれない。電話も通じる保証はない。
災害発生が夜間だったら、どうなるのか?
エレベーターがついていても「スキップフロア」の集合住宅もある。
建物の倒壊も、ないと言い切れるのか?
避難所を誰がどのように判断して設置するのか?

消防・警察からの情報提供
大阪北部地震が発生した2018年6月18日、消防への通報は299件あり、通常の3~4倍。
手が足りない場合、消防は消火優先で動く。
藤白台地区からは6件の通報(すべてエレベーター閉じ込め)。
情報で大切なことは「速さ」「正確さ」「確実な伝達」の3点。
物資の搬送も課題になる。
組織の前に「個」がしっかり動くことが第一。

貴重な情報共有、ありがとうございました。皆さんもしっかり自発的に「自分の命は自分で守る」ことをまず心がけてください。これからも継続的に取り組んでまいります。

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